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運動神経と行動学

運動神経

反射神経・平衡感覚は抜群

猫科の動物は、獲物を捕らえるため、足の筋肉の強靱さ・瞬発力・神経の調整力が抜群である。

●ジャンプ力…自分の身長の約5倍を跳ぶことができる。
●着地…腹膜内の臓器が自由に移動できるという、独特の構造となっている。そのため、体を曲げたり、ねじったりすることが容易にできる。とくに首まわりの皮膚の収縮もかなり自由なため、半回転着地の技も可能なのである。それは、体のやわらかさをフルに発揮し、上半身を回転させ、次に尻尾でバランスをとりながら上半身を回転させる。そして弾力のある肉球が着地のショックを吸収しているのだ。

猫の年齢

猫の平均寿命は野良猫で約3年、飼い猫は10~15年である。

  1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 9ヶ月 1歳 2歳 3歳
  1~2歳 3~4歳 5~6歳 9~10歳 13~14歳 17~18歳 23~24歳 28歳
  4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳 11歳 12歳
  32歳 36歳 40歳 44歳 48歳 52歳 56歳 60歳 64歳
  13歳 14歳 15歳 16歳 17歳 18歳 19歳 20歳
  68歳 72歳 76歳 80歳 84歳 88歳 92歳 96歳

行動学

  低下した体温や心拍数を、活動開始のために上げる。緊張をほぐす。
  一生の3分の2が睡眠時間。完全に熟睡することは少ない。夢も見る。
〈睡眠時間〉子猫:1日約18時間 成猫:約14時間
  野生の本能や、猫の特性が影響し、“高い・狭い・暗い”ところが大好き。
  子猫は生後2~3ヶ月で母猫から狩を教わる。飼い主におみやげとして捕らえた獲物をもってくるのは、自分の実力を誇示しているようだ。
  体温調節(保温・放熱・防水)のためや、自分以外のにおいがつくことを嫌うため、なめとっていることも多い。緊張をほぐす効果もある。
  野外で生活する猫のテリトリーは半径100~500mほど。自分だけの場所(ホームエリア)と、みんなと共有の場(ハンティングエリア)を決めており、自分のテリトリーにほかの猫が侵入しないよう、爪とぎ・スプレー・マーキングなどの行為でアピールする。
  空き地や駐車場などで、夕方から朝にかけて開かれている。理由ははっきり解明されていないが、猫社会の顔合わせのような、コミュニケーションのひとつであると考えられる。
  においを嗅いだあとに、突然口をあけてボーっとした表情をする(フレーメン反応)。口と鼻からにおいを吸い込んで、ヤコブソン器官というところに送りこむ行動。病気ではない。
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